水でコンブチャは変わる?発酵を支えるもう一つの大切な素材

コンブチャの原料というと、茶葉や糖、SCOBYに注目しがちです。

しかし、忘れてはいけない大切な素材があります。

それが「水」です。

お茶の大部分を占め、茶葉の香りや成分を抽出し、微生物が活動する場所にもなる水。

一見すると無味無臭に感じる水ですが、その性質はすべて同じではありません。

今回は、水と発酵の関係について考えてみます。

お茶の中心にあるもの

茶葉をお湯へ入れると、その香りや色、さまざまな成分が水へ移っていきます。

つまり、お茶とは茶葉だけで完成するものではありません。

どんな水を使うかによって、抽出され方や味の印象が変わることがあります。

コンブチャの場合、そのお茶がさらに発酵の土台になります。

水にはさまざまな成分が含まれる

私たちが使う水には、カルシウムやマグネシウムなど、さまざまなミネラルが含まれています。

その量やバランスによって、硬水や軟水などに分類されます。

地域によって水質が違うため、同じ茶葉でも水が変われば印象が変わることがあります。

お茶文化と水文化は、昔から深く関係してきました。

微生物にとっても水は環境

コンブチャでは、発酵液そのものが微生物の生活する環境です。

水の中に何が含まれているかは、発酵環境にも関係します。

発酵というと微生物だけを考えがちですが、その微生物がどこで活動しているのかを見ることも大切です。

良い発酵環境は、さまざまな要素からつくられます。

茶葉と水の相性

繊細な香りを持つ茶葉。

香ばしさを持つ茶葉。

渋みや厚みを持つ茶葉。

それぞれの個性をどう引き出すのか。

抽出温度や時間だけではなく、水もその一部です。

料理で出汁を取るときに水が重要なのと同じように、お茶でも水は味の土台をつくっています。

「何もない」ようで、何もないわけではない

水は透明です。

強い香りもありません。

だからこそ、素材として意識されにくい存在です。

しかし、発酵やお茶の世界を深く見ていくと、水が持つ役割の大きさが見えてきます。

目立たないけれど、全体を支えている。

水は、そんな素材なのかもしれません。

一杯のお茶になる前から

SCOBY TEAでは、茶葉や果実など、目に見える素材だけでなく、それを支える一つひとつの工程を大切にしています。

お茶を抽出する。

糖を合わせる。

SCOBYを加える。

発酵を待つ。

そのすべての土台に水があります。

発酵の世界を知れば知るほど、「主役ではない素材」の大切さが見えてきます。

水もまた、コンブチャを形づくる大切な存在の一つです。