発酵と季節|春夏秋冬で楽しむ素材の移り変わり

春には春の香り。

夏には夏の果実。

秋には秋の実り。

冬には冬ならではの素材。

自然の中では、一年を通して同じものが採れるわけではありません。

発酵文化もまた、昔から季節とともに育ってきました。

今回は、四季と発酵の関係について考えてみます。

⸻

春

春は、新しい植物が芽吹く季節です。

若葉。

花。

柔らかなハーブ。

冬の静けさから一転し、植物の香りが増えていきます。

春らしい軽やかな素材は、発酵にも新しい表情を与えてくれます。

⸻

夏

夏になると、果実やハーブが豊かになります。

ベリー。

桃。

柑橘。

力強く育ったハーブ。

鮮やかな香りや酸味を持つ素材が多くなる季節です。

一方、気温が上がることで発酵の進み方も変化します。

⸻

秋

秋は実りの季節。

リンゴ。

ブドウ。

梨。

さまざまな果実が旬を迎えます。

世界の発酵文化でも、収穫の季節と発酵は深く結びついてきました。

収穫したものを長く活かす知恵として、発酵が利用されてきたからです。

⸻

冬

冬は発酵にとって静かな季節でもあります。

気温が下がることで、微生物の活動も夏とは違ったものになります。

日本では、味噌や日本酒など冬の寒さを利用した仕込みも発達してきました。

季節そのものをものづくりへ利用してきたのです。

⸻

旬を使うということ

旬の素材は、その季節の気候の中で育ったものです。

一年中同じものを使える便利さとは別に、「今しかない素材」を使う楽しさがあります。

発酵は、その一瞬の季節を別の形へ変える方法でもあります。

⸻

季節を発酵する

SCOBY TEAでは、自然由来の素材を大切にしています。

自然の素材を使うということは、季節と付き合うことでもあります。

今年の果実。

今年の茶葉。

今年の気候。

まったく同じ一年はありません。

その年、その季節の表情を発酵へつなげていく。

四季のある日本だからこそできるコンブチャの表現も、まだたくさんあるはずです。