コンブチャの泡はどうやって生まれる?自然発酵と炭酸の違い

コンブチャのボトルを開けたときに現れる、細かな泡。

シュワッとした感覚がある日もあれば、比較的穏やかな日もあります。

この泡は、一体どこから生まれているのでしょうか。

実はコンブチャの泡には、発酵の過程で働く「酵母菌」が大きく関係しています。

今回は、コンブチャの自然な発泡感が生まれる仕組みをご紹介します。

発酵すると二酸化炭素が生まれる

コンブチャは、お茶と糖にSCOBYを加えて発酵させます。

SCOBYの中には酵母菌や酢酸菌などが存在しており、それぞれが働きながら発酵を進めます。

その中で、酵母菌が糖を利用すると、アルコールとともに二酸化炭素が生まれます。

この二酸化炭素こそが、コンブチャの泡をつくるものの一つです。

ボトルの中でも変化は続く

発酵中の容器が開放された状態では、生まれた二酸化炭素の多くは空気中へ逃げていきます。

しかし、密閉されたボトルでは少し状況が変わります。

発酵によって生まれた二酸化炭素が内部に留まり、液体の中に溶け込むことで、開栓したときに細かな泡として現れることがあります。

発酵によって自然に生まれる泡には、こうした微生物の働きが関係しているのです。

どうして泡の強さが違うの?

コンブチャの発泡感は、いつでもまったく同じとは限りません。

発酵の状態、温度、糖の量、ボトリング後の時間など、さまざまな条件によって変化します。

特に微生物の活動は温度の影響を受けるため、季節によっても発酵の進み方は変わります。

発酵とは、生きた微生物とともにつくるもの。

だからこそ、一つひとつに少しずつ違った表情が生まれます。

炭酸を加えることとの違い

一般的な炭酸製品では、製造工程で二酸化炭素を加えることで発泡感をつくる方法があります。

一方、発酵による泡は、微生物が糖を利用する過程で自然に生まれたものです。

同じ「泡」であっても、その生まれ方は異なります。

発酵によって生まれる繊細な泡も、コンブチャならではの楽しさの一つです。

開けるときにも発酵を感じる

ボトルを開けた瞬間の音。

グラスの中を上っていく細かな泡。

その一つひとつも、発酵によって生まれた変化です。

SCOBY TEAでは、発酵によって生まれる自然な個性を大切にしています。

同じフレーバーでも、その日の発酵によって少しずつ表情が違う。

完全に均一ではないからこそ感じられるものがあります。

泡もまた、微生物が働いた時間を教えてくれる、発酵からの小さなサインなのです。